あいはぐ♡トークセッション【しが結の相談員さんとおしゃべり】
「自分に自信が持てません。女性とふたりきりになっても、
何を話していいのか、さっぱり分かりません……」
滋賀県在住・Sさん(仮名)
そんな時は「週末はこんなことをして過ごしています」「こんな失敗しちゃった」等々、自分の身の回りで起きた些細な出来事を話題にしてみてください。
また自分のことを話すだけが会話ではありません。「話せない」と思ったら、ニコッと笑って、相手の話を“聴く姿勢”を取るのも良い方法です。
どちらにしても大切なのは自分がうまく話せたかどうか、ではありません。あなたがお相手に対してどれだけ誠心誠意向き合えたか、です。
【「しが結」活用法その①】ポジティブ変換で前向きに!
「婚活はきれいごとばかりでは進まない」
「自分も相手も生身の人間。完璧なわけがない」
「全ての出会いが成婚にたどり着くわけではない」
こうしたポイントをお伝えすると多くの方は次第に “結果”にこだわることなく、出会いの成功も失敗も等しく“経験”として重ねてもらえるようになります。
失敗することがあってもいい。人間だもの……。
そんな風に受け止められるようになったら、「出会い」から「お友達」に発展するケースが出てくるでしょう。お互いを深く知っていく中で、「お友達」からさらに発展することもあれば、ちょっと自分には合わないかも……と感じることもあるはず。「お友達」の関係を解消することになった場合、「ネガティブな感情をどういう風にポジティブへ変換してゆくか」が婚活期間を上手に過ごすコツになります。
「ポジティブ変換」は一人では大変ですが、相談相手がいれば案外乗り越えられるもの。一人で抱え込まず、ぜひ「しが結」を上手に使っていただければと思います。AI診断のイメージが強い「しが結」ですが、実は相談員と直接、言葉を交わせる機会も多いのです。
「なぜうまくいかなかったのか、思い出して」「その時、どんな風に言った?」「どんな洋服を着て行った?」と相談員がさまざま問い掛けるなかで、「たぶんここがダメだったんだな」という気づきを得られたら大成功。
「でもね」と返しそうになったとしても、「“次は”こうしたほうがいいかな?」とポジティブ変換してみましょう。
ネガティブな出来事も、ポジティブに変換することで、「お相手から気づきをもらえたんだな」と捉え直すことができます。自分の気持ちをコントロールできるようになれば、「そっか、やってみますね」という言葉が自然と口を突いて出てきますよ。
【「しが結」活用法その②】粘り強さがうまくいくコツ
例えば、お相手とあなたのデートの都合がなかなか合わないとします。そんな時も「しが結」を頼っていいんです。
私なら「もっと粘って」とアドバイスします。「会えないってことはダメなのかな」と落ち込まず、しょっちゅう連絡だけは取って粘ってみましょう。すると、次回会えた時、何も連絡を取らなかった場合と比べて、ふたりの距離がぐんと近くなっているのが分かると思います。
ゆくゆく結ばれる運命のふたりであっても、そもそもの考え方は違うもの。「タイミングが合わなければあきらめてしまう」のではなく「こう考えてみよう」とポジティブ変換して、ぜひ粘ってみてください。
婚活は粘り強く、少しずつ自分の行動範囲や思考の幅を広げていって、お互いの想いが重なり合った相手と一緒に、その色彩を豊かにしていく作業でもあります。
■しが・めぐりあいサポートセンター「しが結」のPROFILE
「しが結」は滋賀県が運営する結婚支援センターの名称。2022年10月にスタートした。登録者は、メール、電話、オンライン面談(ZOOM)とさまざまな方法で相談することができる。